侍U-12、スーパーR進出が決定 メキシコに勝利…主砲が豪快2アーチと大爆発
4番・駒勇佑捕手が初回に3ラン、2回に2ランを放ち試合を優位に進める
侍ジャパンU-12代表は2日、台湾・台南市で行われている「第7回 WBSC U-12 ワールドカップ」のオープニングラウンドで、メキシコ代表と対戦し12-6で勝利。対戦成績を3勝2敗とし、スーパーラウンド進出を決めた。
主砲のバットが火を吹いた。日本は初回、1死一、二塁から「4番・捕手」で出場の駒勇佑が左翼へ3ランを放ち先制。駒は2回にもバックスクリーンに飛び込む2ランを叩き込んだ。この回はさらに「7番・一塁」で出場の和田健吾が、2試合連続本塁打となる3ラン。一挙6点のビッグイニングを作って試合の流れを作った。終盤、守備のミスが出るなど追い上げを許したものの、計16安打12得点の攻撃力で相手を上回った。
井端弘和監督率いる日本は、7月29日の台湾との初戦に1-2で敗れ、30日のドイツ戦は16-0で4回コールド勝ち。31日のベネズエラ戦は1-7と完敗したが、前日8月1日のオーストラリア戦で15-0の4回コールドで勝利し、再び勢いをつけた。
このメキシコ戦の勝利で戦績は3勝2敗となり、グループ上位3チームによるスーパーラウンド進出が決定。スーパーラウンドは明日3日から5日まで行われ、侍たちは6日の決勝戦進出をかけて臨む。