ソフトバンク、自力Vの可能性消滅 わずか2安打完封負けでオリと9ゲーム差に

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:小池義弘】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:小池義弘】

西武與座に5回までパーフェクトの快投を許し、今季最短タイの2時間8分で終了

■西武 2ー0 ソフトバンク(2日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクの自力優勝の可能性が2日、消滅した。この日、敵地ベルーナドームで行われた西武戦に0-2で敗戦。首位のオリックスが楽天に勝ち、ゲーム差が今季最大の9ゲームに拡大。オリックスとの直接対決は残り8試合となっており、ソフトバンクが全勝しても、オリックスがソフトバンク戦以外に全勝すれば、追い抜けなくなった。

 西武先発の與座に完璧に封じられた。今季初めて柳田悠岐外野手と近藤健介外野手の並びを入れ替えて臨んだ一戦だったが、わずか2安打に終わった。5回までパーフェクト。6回先頭のリチャード内野手が初安打となる左安打を放ったが、続く周東佑京内野手が最悪の二ゴロ併殺。二塁すら踏むことができず、今季最短の2時間8分でゲームセットを迎えた。

 援護のない試合展開に、先発の石川柊太投手も堪えきれなかった。3回2死二塁でマーク・ペイトン外野手に適時打を浴びて先制点を献上。4回2死一塁で呉念庭内野手に右翼線への適時二塁打を許して2点目を奪われた。最後までこの2点を跳ね返せずに完敗。2連敗で直近19試合は3勝16敗となり、貯金は2まで減った。

(Full-Count編集部)

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