大谷翔平は「強そう」 “仲良し談笑”HR王が証言、6年の歳月で感じた巨大化

エンゼルス・大谷翔平(左)とブレーブスのマット・オルソン【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平(左)とブレーブスのマット・オルソン【写真:ロイター】

オルソンはナ・リーグ最多37号、両リーグ最多39HRの大谷に迫る「クールなことだね」

■ブレーブス 12ー5 エンゼルス(日本時間3日・アトランタ)

 ブレーブスのマット・オルソン内野手は2日(日本時間3日)、本拠地のブレーブス戦に「4番・一塁」で先発出場し、4回の第3打席で右翼席へ37号ソロを放った。4戦4発とアーチ量産し、両リーグの本塁打数ではエンゼルス・大谷翔平投手に2本差に迫った。「クールなことだね。頭の中で考えているメインのことではないと思うけどね」と語った。

 大谷は2021年まで所属したアスレチックス時代から知る仲。大谷が出塁した際には一塁ベース上で談笑する様子が度々見られる。「ただ普通の話をしただけだよ。アスレチックス時代から数年間知っているからね」。その表情からは楽しんでいることが十分に伝わってくる。

 この日、大谷は2本の右前打を放ち、今季32度目のマルチ安打をマーク。ブレーブスとの3試合ではいずれも単打だったが、10打数5安打と結果を出した。オルソンは「いずれの安打も強い打球だった。本塁打を奪われたりもしたけど、明らかに特別な才能を持っている。成功が続くことを確信しているよ。今年の活躍は驚異的だ」と語った。

 後半戦に入り、大谷は他球団から“敬遠攻め”にあっているが、オルソンもこの日2敬遠と勝負を避けられた。「トラビス(ダーノー)ら後ろを打つ打者に自信を持っている。だからもし相手がその作戦で次の打者と勝負するなら、僕は打線を信じているよ」。最後には肉体の変化についても触れ、「少しだけ大きくなっているように見えた。最初の頃は、今ほど大きくはなかった。強そうに見えるね」と目を細めていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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