大谷翔平、自己最速40号 4回緊急降板も2年ぶり大台到達、キング独走の58HRペース

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場

■エンゼルス ー マリナーズ(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。第4打席で6試合ぶりとなる40号本塁打を放った。40号到達は2021年以来2年ぶり2度目で、両リーグ一番乗りだ。

 豪快アーチをかけた。6試合ぶりとなる40号を放ち、シーズン58発ペースとした。投打同時出場試合で本塁打を放つのは6月27日(同28日)の本拠地・ホワイトソックス戦以来、今季6本目で通算11本目。本拠地をドッと沸かせる一発だった。

 40号到達はリーグ3位の46本塁打を放った2021年以来2年ぶり2度目。2021年はチーム122試合目での到達だったが、今季は110試合目。自己最速の大台到達となった。40発シーズンを2度以上達成したのは、チームではトロイ・グロース(2度)、マイク・トラウト(3度)に次いで史上3人目だ。

 6回2死では申告敬遠で勝負を避けられたが、続くクロンの打席で二盗をマーク。クロンの中前打で同点のホームへ滑り込んだ。初回1死の右前打と合わせて、2試合連続、今季33度目のマルチ安打を記録。全4打席出塁となった。

 投球では4回4奪三振3安打無失点。「右手と指のけいれん」で緊急降板となり、10勝目と2年連続の2桁勝利&2桁本塁打の偉業はお預けとなった。それでも、ポストシーズン進出へ気迫のプレーを見せている。

【実際の場面】右手けいれんで緊急降板も…大谷翔平が放ったあっという間にスタンドの弾丸弾

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