2位ルースの「3.6倍」…満身創痍でも“衝撃記録” 歴史上の偉人を圧倒する大谷翔平

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

1シーズンにおいて、少なくとも1完封した選手の最多本塁打でルースは11本

■マリナーズ 5ー3 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 満身創痍の中でも、新たな快記録が続々と出てくる。エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に先発登板したが、右手のけいれんで4回無失点ながら緊急降板。それでも40号ソロを含む2打数2安打2四球1盗塁の大活躍で、MLB公式のサラ・ラングス記者が記録を紹介している。

 まずは、先発登板した試合で本塁打と盗塁をマークしたのは、1964年5月7日のマッドキャット・グラント以来、初めての選手だということ。また、スポーツの統計分析会社のエライアス・スポーツビューローによると、1本塁打と1盗塁と無失点登板を同一試合で記録したのは、1900年以来では3人目だという。

 そして、「1シーズンにおいて、少なくとも1完封した選手の最多本塁打」の項目では、大谷が過去のレジェンドたちを圧倒している。7月27日(同28日)のタイガース戦でメジャー初完封すると、ここまで40本塁打で断トツ。2位のベーブ・ルース(1918年)は11本、3位のウェス・フェレル(1931年)は9本だった。

 また、米スポーツ局「ESPN」の「スタッツ&インフォ」によると、この日3つ目の三振で、キャリア通算84登板での600奪三振を達成した。キャリア通算84登板以内で600奪三振をマークしたのは、メジャー史上8人目だという。打者としても出場しながらのスピード記録となった。

(Full-Count編集部)

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