“藤浪晋太郎の9球”に騒然「完全に覚醒」　快挙まで1球…ビタビタ165キロが「ヤバい」

ノーヒッターより珍しいイマキュレート・イニングまで、あと1球だった

■オリオールズ 2ー0 メッツ（日本時間7日・ボルティモア）

　オリオールズの藤浪晋太郎投手が投じた“9球”に、驚きが広がっている。6日（日本時間7日）に本拠地で行われたメッツ戦に救援登板すると、1回を3者凡退に抑え、移籍後初のホールドをマーク。日本投手最速となる102.6マイル（約165.1キロ）も記録し、「完全に覚醒した」との声があがっている。

　2点リードの8回に4番手としてマウンドに上がった。先頭のアロンソを内角高めへのカッターで見逃し三振に斬ると、続くスチュワートはすべて直球で空振り三振。最後は102.6マイルで2者連続の3球三振だった。ナルバエスは遊飛に打ち取りガッツポーズ。わずか9球の好救援に本拠地は大歓声だった。

　3者連続3球三振はイマキュレート・イニングと呼ばれ、ノーヒッターよりも珍しい。あと1球というところで最後はバットに当てられたが、球団公式ツイッターはこの9球を動画で公開。「君は完璧で究極のリリーフ」「なんで防御率が7点台なのか」「大谷の高校時代のライバルが遂に」「ヤバい投球」「魔改造成功しとる」とのコメントが寄せられている。

（Full-Count編集部）