「世界屈指の選手が日本にいる」 元巨人のジャイアンツ監督「意欲の高さ尊敬」

試合前の取材に応じたジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督【写真:川村虎大】
試合前の取材に応じたジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督【写真:川村虎大】

ジャイアンツのキャプラー監督、大谷は「球界最高の選手だ」

■エンゼルス ー ジャイアンツ(日本時間8日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われるジャイアンツ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。元巨人でジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督は、大谷について「球界最高の選手だ。打席内容が素晴らしいだけではない。特大本塁打を打つパワーがあるだけではない。理由は1つではないんだ。とてもオールラウンドな選手だから。すべてがハイレベルだ」とべた褒めだった。

 打者大谷について「非常に気を遣う存在だ」と警戒する。「過去グリチックが我々相手の試合でしてきたことは周知のとおりだ。その選手が9番を打っている。エンゼルスの打線は1番から9番まで強力だ。我々にとっては大仕事。当然のことながら、ショウへイのことは常に頭にある。彼の打席がいつ回ってくるかは常に意識している」と話した。

 2005年に巨人で38試合に出場したキャプラー監督は、自身の日本での経験を「とても素晴らしかった」と振り返る。日本野球について「自分としては一番いい野球ができたとは言えないが、選手やコーチ陣の意欲の高さは非常に尊敬している。それは向こうでプレーしたことで学んだ。日本野球と米国野球の関係性は非常に健全に育っているし、いい方向に進んでいると思う。世界屈指の選手が日本にはいると思うし、その一部の選手は米国でプレーしていて、MLBで非常にいい仕事をしている」とレベルの高さを強調した。

(Full-Count編集部)

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