6人退場の大乱闘で“殴られた側”が謝罪 ファン反応「品格ある」「処分軽すぎ」

ガーディアンズのホセ・ラミレス【写真:Getty Images】
ガーディアンズのホセ・ラミレス【写真:Getty Images】

ガーディアンズのラミレス「トラブルを起こしたいタイプではない」

 5日(日本時間6日)のガーディアンズ-ホワイトソックス戦で起きた殴り合いの大乱闘について、ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手が謝罪した。計6人が退場処分となり、7日(同8日)にはメジャーリーグ機構(MLB)が処分を発表。ラミレスは3試合の出場停止と非公開の罰金が科された。

 ドミニカのTV番組「Show del Mediodia」の中でインタビューしたヘクター・ゴメス記者が自身のSNSに投稿したところによると、ラミレスは「最近起きた出来事について、私が非常にいい野球選手だと思っているティム・アンダーソンと自分の間に起きたことを非常に後悔している、とみなさんにお伝えしたい」と反省の言葉を口にした。

 また「彼に連絡して謝罪しようとしていますが、まだ返事がありません。私を知る人なら誰でも、私がトラブルを起こしたいタイプではないことはよくお分かりでしょう。グラウンドで100%出してチームの勝利に貢献したい、そしてチームの若手のお手本になりたい、それがずっと自分という人間の一部でした。自分の行為についてもう一度謝罪したいとともに、私の目標は常に、チームの勝利とポストシーズン進出を助けることです。この一連の過程にいる中で、ガーディアンズの組織に関わる全ての人々、チームメートそしてファンのみなさんの支えに感謝します」と述べた。

 6回に右翼線への打球を放ったラミレスが、二塁にヘッドスライディング。遊撃手・アンダーソンの両足の間に体が突っ込む形となり、起き上がる際に口論が始まった。アンダーソンがグラブを放り投げ、両選手はファイティングポーズ。アンダーソンの一発から壮絶な殴り合いとなった。

 先に“殴られた側”の謝罪に、ファンは「先にしかけたのはアンダーソンだ。ホセ(ラミレス)はそれに反応しただけ」「この選手が私の(応援する)チームにいてくれて誇りに思う。今から彼の銅像のデザインを始めて」「彼は品格がある」「彼が過剰反応したことについて、そして乱闘を誘発したことについて謝罪してよかった。3試合(出場停止)は処分が軽すぎ」などと反応した。

(Full-Count編集部)

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