エ軍監督「寝て、また明日も戦うだけ」 9回6失点で泥沼7連敗に悲痛…守護神かばう

試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
試合後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

1点リードの9回にエスペデスが崩れて白星は遠かった

■ジャイアンツ 8ー3 エンゼルス(日本時間8日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦で4試合ぶり今季34度目のマルチ安打をマークした。チームは1点リードの9回に6点を奪われ、今季ワーストの7連敗。フィル・ネビン監督は「寝て、明日も戦うだけだ。前言ったことと、同じだ」と悲痛な表情だった。

 先発のサンドバルが7回途中2失点の粘投。打線は同点の7回にレンヒーフォの右前適時打で1点を勝ち越した。連敗ストップが見えてきた9回、守護神のエスペデスが崩れてこの回悪夢の6失点。泥沼の連敗はまた伸びた。

 指揮官は「エスティ(エステベス)はここ最近よく登板していた。彼は疲れている。仕事量は多いが、僅差の試合はこういう使い方になる。私は、彼に寄り添っている。彼は私たちと同様に傷ついている。でもシーズンを通して私たちの男(抑え)だ。カルロス・エステベスが抑えでなければ、この話すら挙がらない」とかばった。

 大谷は初回の第1打席に打球速度111.4マイル(約179.3キロ)の痛烈な中前打。今季15個目の盗塁となる二盗を決めた。6回先頭の第3打席は中堅右への当たりに激走して二塁打とすると、5番クロンの左前適時打で一時同点のホームを踏んだ。躍動も実らず、借金は2に膨らみ、ワイルドカードでのポストシーズン進出圏内から8ゲーム差となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY