大谷翔平「結果オーライ」 史上初の2年連続の偉業も笑顔なし「納得いってなかった」
日米通算80勝目、40HR以上を打った選手の10勝も史上初めて
■エンゼルス 4ー1 ジャイアンツ(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・ジャイアンツ戦で今季10勝目を挙げ、史上初の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。「2番・投手」で投打同時出場し、6回5奪三振3安打1失点と好投。大谷は「終始、自分の状態。そこに納得いっていなかった」とコメントした。
2回にクロフォードの中犠飛で先取点を献上したが、3回以降は痛打を許さなかった。打線が6回に奮起して逆転。6回97球(ストライク60球)を投げ、5奪三振3四球、3安打1失点(自責0)。「なんとか6回までいけた感じではあったので。内容的にはそんなに。その中で勝てたというのは結果オーライ的なのは良かったのかなと思います」と淡々と振り返った。
15勝&34本塁打をマークした昨季に続いて2年連続の「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。ベーブ・ルースも1918年の1度しか出来なかった偉業を史上初めて2度クリアしてみせた。また、40本塁打以上を打った選手の10勝は史上初めてだ。
6回に両リーグ最多16個目の申告敬遠で出塁。この回に打線は奮起して逆転し、2連勝で借金を完済した。「(敬遠で)歩かされた後のプレッシャーがかかる打席でしっかり点を取れたのは頼もしいですし、2連勝をできたのも大きいことだと思う。明後日から頑張りたいなと思います」と前を向いていた。
(Full-Count編集部)