「先輩・後輩は関係ない」 新米解説者が心掛けるルール…古巣でも「ひいきしない」

坂口智隆氏【写真:中戸川知世】
坂口智隆氏【写真:中戸川知世】

近鉄、オリックス、ヤクルトでプレーした坂口智隆氏は今年から解説者として活躍

 昨年まで20年間、近鉄、オリックス、ヤクルトでプレーした坂口智隆氏は、現在は野球解説者として活躍している。試合の状況、戦術、選手の状態などを事細かくファンに伝えることが求められる“ルーキー解説者”は、「ホーム球場とか、ひいき目で話すことはしない」と独自のルールを決めている。

 Full-CountのYouTubeコーナー「坂口智隆の伸び代しかない!」では、元朝日放送アナウンサーで現在、eスポーツキャスターとして世界的に活躍する平岩康佑さんをゲストに招き、実況と解説の違いなどについて語り合った。“言葉のプロ”からは「坂口さんの武器は昨年までプレーしていたこと」と助言され、現役選手の情報を多く持っていることを活かしていくことを勧められた。

 すでに数十試合の中継で解説をこなしている坂口氏は、「気を付けているのは先輩・後輩に関係なく、呼ぶ時は『選手』をつける。試合の解説なので(両チーム)平等に話すことを心掛けている」と、選手へのリスペクトや、古巣であるからといって忖度しないことを明かした。これにはファンからも「どのチームでも対等に話す」「選手へのリスペクトを感じる」と、評価されていた。

【動画】実況と解説の違いとは? 新米解説者・坂口智隆氏が“言葉のプロ”から受けた金言

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