人気上昇に絶対不可欠な大谷翔平 “西の名門”が求めるカリスマ「彼以外に誰がやれる?」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ニューヨーク・ポスト」記者がジャイアンツの大谷獲得の可能性に言及

 今オフにFAとなるエンゼルスの大谷翔平投手を、どの球団が獲得するのか、シーズンの最中でも激しい論争は続いている。さまざまな球団の名前が挙がる中、エンゼルスと同じ西海岸を本拠地とし、世界一8度の名門ジャイアンツも有力候補に入るのか、米記者が解説をしている。

 米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLB Now The Showdown」で語ったのは、ニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者。元メッツGMのスティーブ・フィリップス氏が、「彼(大谷)が重視するのは地政学的要素、そして勝てるチームかということだそうですが、当然お金も重要でしょう」と語り、現所属のエンゼルス、ドジャース、パドレス、マリナーズなど西海岸のチーム名を挙げ、「ジャイアンツはだめですか?」とシャーマン氏に語りかけた。

「ジャイアンツはこのオフ、違いを生める選手を探している」とシャーマン氏。投打の戦力としてはもちろん、そこには2014年にワールドシリーズを制して以降、観客数減に苦しむチーム事情もあることを指摘。「もしジャイアンツが、観客を取り戻して動員数を増やしたければ、この男以外に誰がそれをやってくれるでしょうか」と人気上昇に必要な存在だと力説した。

 また、フィリップス氏の古巣である東海岸のメッツについても言及。「メッツが『客観的に考える』と言っているのは知っていますが、(オーナーの)スティーブ・コーエンが、この男(大谷)と会話もしないと思いますか? 『いくら必要だ?』と聞かないとでも?」と、豊富な資金力を生かして二刀流獲得に乗り出すだろうと予測している。

(Full-Count編集部)

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