日本で0勝も…元助っ人が“無双” 防御率1点台の変貌に衝撃「誰が予想できた?」

ロッキーズのマット・クック【写真:ロイター】
ロッキーズのマット・クック【写真:ロイター】

2020年にヤクルトでプレーしたマット・クック

 2020年に日本でプレーした元助っ人が、メジャーで好投を見せている。ロッキーズのマット・クック投手は、今季中継ぎで20試合に登板し、21イニングで防御率1.71、WHIP0.67の好投を見せている。ネット上でも「別人のようなピッチング」と右腕の変貌に注目の声が上がっている。

 2019年オフにヤクルトと契約した右腕は、先発ローテとして期待されたが、3月に上半身のコンディション不良などで1軍登板は8月にずれ込んだ。その後7試合に登板し0勝3敗、防御率7.88と結果を残すことができず、10月末に帰国。「残念ながら、自分の力をチームの力に変えることが出来ませんでしたが、来季、再度日本でプレーできることを望みます」とコメントを残し、そのまま退団となった。

 2021年にはインディアンス(現ガーディアンズ)とマイナー契約を結んでプレーするも、オフにFAとなった。2022年はマリナーズとマイナー契約を結んで、4月にメジャー昇格。4試合に登板して防御率8.31に終わり、同月にDFAを受け、そのままマイナーでプレーしていた。10月にFAとなると、ロッキーズとマイナー契約。今季メジャーに昇格し、好投を続けている。

 メジャーでの活躍にX(旧ツイッター)上のファンも「ここまでメジャーで無双するのを誰が予想できたか」「あのクックがメジャーで頑張ってます」と驚いていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY