火の出る爆速190キロが「クレイジー」 大谷翔平の強烈打球はライバルに迫る一打
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第3打席でフェンス直撃の二塁打…打球速度は190キロ
■アストロズ 11ー3 エンゼルス(日本時間13日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。6回先頭の第3打席では右翼フェンスに直撃する痛烈な二塁打を放った。打球速度は190キロで、今季これより速い打球速度を記録した打球はメジャーで他に1本しかない。
第3打席でフランスのカットボールを捉えた打球は、あっという間に右翼フェンスに直撃。打球速度は118.3マイル(約190.4キロ)で、大谷が記録した今季最速となった。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は、X(旧ツイッター)で「ショウヘイ・オオタニのバットから放たれたこのボールはクレイジーな打球速度だった。そして、今季のMLBのどの試合においても、これより強い打球はマット・オルソンのHR1球だけだ」と投稿して注目した。
ブレーブスのオルソンは2022年3月にアスレチックスからトレード移籍し、8年総額1億6800万ドル(約243億円)の巨額契約を結んだ29歳。この日は2本の本塁打を放ち、年間42号で大谷を抜いて両リーグトップに躍り出た。4月11日のレッズ戦で放った4号で打球速度118.6マイル(約190.8キロ)をマークし、8月12日(同13日)時点でも今季メジャー最速に位置している。
(Full-Count編集部)
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