藤浪晋太郎が「あっという間に3ボールに」 前回の悪夢払拭…同僚が立ち直りに感心
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延長10回を3者凡退斬り、日米を通じてプロ初セーブをマークした
■オリオールズ 5ー3 マリナーズ(日本時間14日・シアトル)
悪夢を払拭する立ち直りに同僚も感心していた。オリオールズの藤浪晋太郎投手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたマリナーズ戦の延長10回に救援登板。無死二塁から始まるタイブレークを3者凡退に抑え、日米を通じてプロ初セーブをマークした。セドリック・マリンズ外野手が試合後、藤浪について語った。
2点リードの延長10回に6番手としてマウンドに上がると、先頭のムーアを空振り三振。続くフォードへの初球が暴投となり、走者は三塁に進んだが左飛に抑えた。最後はロドリゲスを遊ゴロに打ち取ると、捕手と抱き合って勝利を喜んだ。最速101.6マイル(約163.5キロ)の直球で圧倒し、わずか12球で3者凡退に斬った。
前回9日(同10日)のアストロズ戦では、3連続四球を与えるなど1回持たず3失点。この日も3ボールからの立ち上がりになったが、同じ轍は踏まなかった。マリンズは「フジは(先頭打者に対して)あっという間に3-0となってしまった」と振り返り、「だけど、マック(マッキャン捕手)がマウンドに行って落ち着かせてくれたことによって、抑えることができた」と感心していた。
(Full-Count編集部)
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