エ軍左腕が苛立ち「最悪の投球」 先発がまたKO…指揮官も嘆き「全員が悪かった」

エンゼルスのパトリック・サンドバル【写真:ロイター】
エンゼルスのパトリック・サンドバル【写真:ロイター】

チームはレンジャーズに12失点大敗…サンドバルは3回途中5失点

■レンジャーズ 12ー0 エンゼルス(日本時間15日・アーリントン)

 エンゼルスは14日(日本時間15日)、敵地でレンジャーズに0-12で大敗を喫した。先発したパトリック・サンドバル投手が3回途中5失点。また先発投手が大量失点を喫した。試合後、「最悪の投球」と反省の弁を述べた。

 淡々と話していたが、苛立ちがにじみ出ていた。初回から味方の失策もあり満塁のピンチ。無失点に抑えたが27球を要した。続く2回に先頭のグロスマンの四球から2点を失った。3回にも1安打2四球で無死満塁。空振り三振と犠飛で2死一、二塁としたところで、タべラスの一塁へのゴロでベースカバーに入るのが遅れた。再び満塁としてセミエンに押し出し四球を与えた。球数は83球に達していた。

 チームは2番手キャニング、3番手ループもそれぞれセミエン、ガルシアに被弾するなど、計12失点。これで8月に入り、4度目の2桁失点となった。サンドバルは「立ち直ることができなかった」「ファーストのカバーもしなければいけない。改善しないといけないことがたくさんある」。淡々と言葉を並べた。

 この日、試合中にはネビン監督がダグアウトで喝を入れることもあった。指揮官は試合後「3回80球は多すぎだから、代えた。理由はわからないが、立ち上がり以外は、本来の姿ではなかった」と厳しい口調。一方で、「パトリック(サンドバル)だけでなく、全員が悪かった」と、守備では3失策、打線では1安打と苦しんだ野手陣にも苦言を呈していた。

(Full-Count編集部)

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