専大松戸の応援団、試合終了間に合わず “手拍子応援”を場内が後押しも…勝利届けられず

専大松戸の応援団は試合終了までに甲子園に到着できなかった
専大松戸の応援団は試合終了までに甲子園に到着できなかった

応援団は高槻市付近で缶詰状態に…土浦日大はブラスバンドとチアのみ到着

 第105回全国高校野球選手権は16日、大会10日目が行われた。第4試合の専大松戸(千葉)対土浦日大(茨城)は、新幹線の遅れにより、専大松戸の応援団が試合終了までに甲子園に到着できなかった。

 東海道新幹線が大雨の影響で運転を一時見合わせたため、両校の応援団などが試合開始に間に合わなかった。専大松戸は応援席がガラガラの状態で、最後まで部員数人と保護者らが手拍子で応援。土浦日大はブラスバンドとチアは到着したものの、一部生徒が間に合わず、アルプス席は空席が目立っていた。

 試合は専大松戸が6点を先取も、土浦日大が9点を奪って逆転。10-6で土浦日大が準々決勝へ駒を進めた。

 チアリーダーも吹奏楽も不在の専大松戸の攻撃時には、球場中から手拍子が沸き起こった。敗れた専大松戸ナインの中には、アルプス前で崩れ落ちる選手もいた。関係者によると新幹線で甲子園へ向かっていた応援団は、試合終了時点で「大阪府高槻市」付近で缶詰となっていたという。

(Full-Count編集部)

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