花巻東10年ぶりベスト8 佐々木麟太郎は3安打、好守連発で智弁学園を下す

花巻東・佐々木麟太郎【写真:羽鳥慶太】
花巻東・佐々木麟太郎【写真:羽鳥慶太】

佐々木麟はノーアーチも3安打1打点の活躍で勝利に貢献

 第105回全国高校野球選手権は17日、大会第11日を阪神甲子園球場で行い、第2試合に登場した花巻東(岩手)が智弁学園(奈良)を5-2で下し、2013年大会以来のベスト8進出を決めた。

 花巻東は初回1死満塁で、5番・千葉柚樹内野手(3年)が左翼へ適時二塁打を放ち2点を先制。中盤にも着々と加点した。投げては葛西陸投手(2年)が9回途中まで2失点の好投。9回のピンチも中屋敷祐介投手(3年)への継投で断ち切り、バックも再三の好守でもり立てた。

「3番・一塁」で出場の佐々木麟太郎内野手(3年)は初回に左前打、3回に中前打、6回には中前へ適時打と3安打1打点。クラーク国際(北北海道)との2回戦はノーヒットに終わっていたが、痛烈な打球を放って勝利に貢献した。背中の違和感からも徐々に回復。次戦での待望の今夏第1号本塁打も期待される。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY