「日本では逆算できたけど」苦悩の打率3割…吉田正尚が明かす“メジャーとの違い”

Rソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
Rソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

4打数2安打で今季42度目のマルチ安打を記録し、打率3割に復帰した

■ナショナルズ 10ー7 Rソックス(日本時間18日・ワシントンDC)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「5番・左翼」で先発出場。4打数2安打で今季42度目のマルチ安打を記録し、打率3割に復帰した。試合後には、日本時代とメジャーでの準備の違いを明かした。

 NPBでは交流戦期間を除くと、5球団との対戦しかないため、初対戦の投手は少ない。「日本のときだったら、ある程度イメージしながら、逆算しながら、次のピッチャーもイメージしながらというところで、だいたいある程度はできたんですけど」と語ったが、29球団と対戦するメジャーではそうはいかないという。

「今は一日一日必死で、このピッチャーはどう打とうかとか、出てくるピッチャーを見てっていう感じで、そこらへんは新鮮かなと思います。先を日本のときは見ていたのを、今は毎日必死になんとかという気持ちで、すごく新鮮な気持ちでは臨めています」

 そんな中で悪戦苦闘しながら、打率3割をキープする。ナショナルズとのシリーズでは、オリックスで同僚だったジョーイ・メネセス外野手と再会。「同じまたこのメジャーの舞台で、WBCも一緒に戦いましたし、縁があってこういうところでプレーしていると思います」と、境遇に共感していた。

(Full-Count編集部)

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