台湾の“大谷翔平すぎる”12歳が米席巻 最速129キロ&豪快弾の二刀流に「今すぐ契約を」

二刀流で活躍する台湾の12歳に注目が集まっている【写真:荒川祐史】
二刀流で活躍する台湾の12歳に注目が集まっている【写真:荒川祐史】

リトルリーグ・ワールドシリーズで投打で活躍したファン・チェン・ジュン選手

 12歳にして投じる球は80マイル(約128.7キロ)、しかも“ロケットのような”本塁打も放ち、背中に付けた番号は「17」……。リトルリーグの世界一決定戦に現れた“ベビー・オオタニ”が今、話題沸騰中だ。「今すぐ契約していいですか?」「常軌を逸している」などと、規格外の能力に驚きの声が上がっている。

 この“ベビー・オオタニ”は、台湾のファン・チェン・ジュン選手。現在、米ペンシルベニア州で開催中のリトルリーグ・ワールドシリーズに出場しており、17日(日本時間18日)に行われたカナダ戦では、最速80マイルの速球を軸に、先発で3回2/3を投げて9奪三振無失点。打っては3回に弾丸ライナーで左翼席に飛び込む2ラン。チームを継投での完全試合勝利に導く、“二刀流”の大活躍を見せた。

 剛速球を投じるフォームや、右打ちだが豪快弾の後のフォロースルーは、まさしく大谷にそっくり。米メディア「ジョムボーイ・メディア」がX(旧ツイッター)に動画を投稿すると、「どうやって12歳が80マイルを投げるんだ」「マウンドとホームの距離的に体感170キロはありそう」「彼は若くしてオオタニだ。投げ方と打ち方が同じだ」「今すぐ年間4000万ドル(約58億2000万円)を彼に与えよ」などと、ファンからの興奮と絶賛のコメントがあふれていた。

【実際の映像】「若くして大谷翔平だ」伸びのある剛速球に豪快アーチ…台湾の“ベビー・オオタニ”に米興奮

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