エンゼルスが描いた未来…実現したマリナーズ 明暗に嘆き「4連戦で全てが変わった」

エンゼルスの大谷翔平(左)とマリナーズのフリオ・ロドリゲス【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平(左)とマリナーズのフリオ・ロドリゲス【写真:ロイター】

マリナーズは8連勝の後、3連敗を挟んでまた8連勝…地区首位に1ゲーム差

 マリナーズは22日(日本時間23日)、敵地で行われたホワイトソックス戦に6-3で勝利した。これで8連勝の後、3連敗を挟んでまた8連勝。貯金16とし、ワイルドカード争いの3枠目に入っている。さらに地区首位のレンジャーズに、1ゲーム差まで迫った。「ESPN Stats & Info」によると、2度の8連勝は116勝した2001年以来だ。

 トレードデッドラインでは、解体とは言わないまでも売り手に回った。守護神だったポール・シーウォルド投手を、若手3選手とのトレードでダイヤモンドバックスに放出。1ゲーム下にいたエンゼルスが大型補強に動く中、対照的な動きが注目を集めた。

 しかし、3日(同4日)からの両チームの4連戦が明暗を分けた。4カード連続で勝ち越していたマリナーズが、その勢いのまま4連勝。躓いたエンゼルスは、そこから借金4まで沈んだ。この状況にファンからは「あの4連戦で全てが変わった」「エンゼルスがやりたかったことをマリナーズが全部やってる」との声があがっている。

(Full-Count編集部)

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