投手大谷、トラウトが離脱も…「一生懸命戦い続ける」 エ軍指揮官の悲痛な“叫び”

レッズ戦後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
レッズ戦後の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

ダブルヘッダー連敗で借金は今季ワーストの6

 エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたレッズとのダブルヘッダー第2試合に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席に右翼線二塁打を放ったが、チームは3-7で敗れて4連敗。借金は今季ワーストの6に膨らんだ。試合後、フィル・ネビン監督は「(諦めることを)私は許さない。負けるのは最悪だけど、やめない」と歯を食いしばった。

 試合後、エンゼルスの展開が大きく変わった。ペリー・ミナシアンGMが会見を行い「(大谷は)今季残りは登板しない」と明言。さらに、復帰したばかりのマイク・トラウト外野手が再び負傷者リスト(IL)入りすることも明かした。

 トラウトは、この日に行われていたレッズとのダブルヘッダーを2試合とも欠場していた。7月3日(同4日)のパドレス戦で左手有鉤骨を骨折し、リハビリを経て22日(同23日)に復帰していたが、わずか2日でILに逆戻りとなった。

 指揮官は必死に前を向き「一生懸命、戦い続けるだけだ。誰も(奮闘を)やめないし、私もやめない。(諦めることを)私は許さないし、コーチや選手たちもそうだ。2人のチームリーダー(大谷とトラウト)もそうだ」と声を振り絞った。

(Full-Count編集部)

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