西武が初のOB戦開催 来年3・16にレジェンド集結…石毛氏「辻との併殺完成を」

会見に出席した東尾修氏、渡辺久信GM、石毛宏典氏(左から)【写真:宮脇広久】
会見に出席した東尾修氏、渡辺久信GM、石毛宏典氏(左から)【写真:宮脇広久】

2024年3月に「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」開催

 西武は24日、来年3月16日に本拠地ベルーナドームで、球団OBによる初の紅白戦「LIONS CHRONICLE(ライオンズ クロニクル) 西武ライオンズ LEGEND GAME(レジェンド ゲーム) 2024」を開催すると発表した。出場選手は、現西武GMの渡辺久信氏、田淵幸一氏、元監督の東尾修氏、前監督の辻発彦氏、石毛宏典氏、潮崎哲也氏の6人が決定。最終的には総勢約60人の出場を想定して交渉しており、決まり次第、順次球団の公式サイトなどで発表される。

 この日、ベルーナドームの「アメリカン・エキスプレス プレミアムラウンジ」で行われた開催発表会見には、渡辺GM、東尾氏、石毛氏の3人が出席。渡辺GMは「私は最近、肩がちょっとヤバい。なんとか来年1月、2月に調整して、皆様にお見せできるくらいに仕上げたい」と苦笑した。

 一方、石毛氏は「たまに子どもたち相手の野球教室をしていますし、(西武現役当時に監督だった)広岡達朗さんから『指導者は太ってはいかん』という教えを受けて忠実に守ってきたので、たぶん私が一番体が動くのではないか」と自信満々。「昔ショートを守っていたので、当時の相方の辻と2人でダブルプレーを完成させたい」と意欲を見せた。

 3人中最年長の73歳の東尾氏は、「実は昨年12月に投げたら、ホームベースまで届かなかったので、(プレートより)少し前から」と笑わせた。現役時代の通算与死球がNPB歴代最多の165とあって、「対戦するなら、田淵さんが一番いいかな。あの人なら当たっても許してくれるだろうし」とジョークを放っていた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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