大谷翔平に「違うやり方はなかった」 指揮官が説明…登板回避後は「状態は良かった」
大谷の状態には細心の注意も…ネビン監督「残念ながら怪我は野球の一部」
■メッツ ー エンゼルス(日本時間26日・ニューヨーク)
エンゼルスのフィル・ネビン監督は25日(日本時間26日)、敵地・メッツ戦前に報道陣の取材に応じ、右肘の内側側副靱帯を損傷した大谷翔平投手について言及した。投手では今季絶望となり、一部では管理体制に批判の声があがっている。「ショウヘイやイッペイ、トレーナーと話をして、特に違うやり方はなかったと思う。登板を回避した後、1週間を乗り越え、その間の状態は良かった」と話した。
二刀流・大谷の起用法については、2021年から大谷の意見を最大限に尊重。しかし、今季は負傷者が続出。チームもポストシーズン進出へ負けられない戦いが続き、大谷へ負担がかかっていた。指揮官は「自分の選手たちが怪我をした時は少し違う起用法があったのだろうかと思うものだ」としたものの、大谷には細心の注意を払ってきた。「残念ながら怪我は野球の一部」と話した。
大谷は当面、指名打者での出場を続ける。ここまで両リーグトップの44本塁打。打撃3冠王もかかっている。タイトル争いは今後のモチベーションになるかとの問いかけには、「それは彼に聞く質問だろう。彼はお金に突き動かされたりはしない。ただプレーしたいだけ。今季、特別なことを追いかけているところ」と話すにとどめた。
(Full-Count編集部)