大谷翔平が“史上最高”から陥落も… 米紙懸念、2度目のTJ手術なら「打者だけになる」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

パイレーツ地元紙「彼の怪我は何億ドルもの損失につながる可能性ある」

 エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘の内側側副靭帯の損傷が発覚して今季は投手として登板しないことが決まった。パイレーツ地元紙「ピッツバーグ・トリビューンレビュー」の電子版「TribLive.com」は、仮に大谷が自身2度目のトミー・ション(TJ)手術を受けるとなれば「もうユニコーンではなくなる」と嘆いた。

 同紙は、手術となれば「二度と投げられないかもしれないと思ってもおかしくない。そうなれば、彼は打者だけになる、偉大な打者ではあるが」「彼の怪我は何億ドルもの損失につながる可能性がある(オオタニが再びエンゼルスと組んでも驚かない。絶望とは忠誠心に火をつけることがあるからだ)」と懸念した。

 そして「オオタニはもう、史上最高の選手の候補ではない。彼が投手・打者として活躍した期間が短すぎることになるからだ。481イニングと少ししか投げておらず、38勝しかしておらず、サイ・ヤング賞投票では最高が4位だったからだ」と厳しく見る目もある。

 いずれにしても、大谷の故障はファンにとっても辛いニュース。同紙も「MLBにとってかなりの痛手になる。オオタニが何をしようと、彼は(スポーツニュースの)『スポーツセンター』のトップで扱われて野球の話題のオードブル(前菜)だった。だが、これでそれはなくなる」と悲しんでいた。

(Full-Count編集部)

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