強力投手陣に1点でも多く… 森友哉の激走が示す“執念”「勝つには点を取らないと」

オリックス・森友哉【写真:荒川祐史】
オリックス・森友哉【写真:荒川祐史】

森友哉、投手陣の奮闘に「打線が鍵になってくる」

■オリックス 5ー2 ロッテ(27日・京セラドーム)

 地元・大阪でも、全身全霊で駆け抜ける。オリックスの森友哉捕手が27日、本拠地・京セラドームでのロッテ戦に「4番・指名打者」で出場し、3打数1安打1打点の活躍でチームを8連勝に導いた。「毎試合、得点したいという気持ちはあります。勝つには点を取らないといけないので、毎試合そう思っています」と、悲願の3連覇に向けて気持ちを込めた。

 強打の森だが、足での貢献度も高い。1-1と同点の3回2死二塁。レフトへ勝ち越し適時打を放つと、本塁への送球を確認した森は果敢に二塁を狙った。懸命なスライディングで二塁セーフをもぎ取ると、続く頓宮の左前適時打で本塁に生還し、満面の笑みを浮かべた。

「何点あってもいい場面でしたし、まだ序盤でした。後ろにトン(頓宮)ということで、僕が二塁にいけば点が入る確率が上がるなと思って走りました」

 昨オフにFA移籍で西武からオリックスに加入。2連覇中のチームにすぐさま溶け込み、扇の要を務める。7月初旬には全力疾走が理由で左太もも裏を痛めて離脱したこともあるが、復帰後も全速力で次の塁を狙う。

 この日は3番の中川圭、5番の頓宮とお立ち台に上がり「圭太(中川)が、すごく状態が上がってきましたし、出塁する機会がすごく多くなってきた。自分がつなぐ、良い形でトン(頓宮)につなぐことが大事なこと。自分1人で決めるのではなくて、トンにつなぐことを、これからも継続してやっていきたいと思います」とフォア・ザ・チームの精神を説いた。

 2度の引き分けを挟む8連勝中は、投手陣が計98イニングで9失点の防御率0.83と奮闘。森は「打線が鍵になってくるなと思ってます。頑張らないといけないですね。ピッチャー陣が頑張っているので」と、さらなる奮起を誓う。優勝マジックが点灯しても、貯金が28になっても、戦うスタイルは変わらない。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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