大谷翔平は「他の人とは違う」 前監督力説…リハビリ期間は「熱心に学ぶ学生」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

マドン前監督が大谷の負傷と手術の可能性に言及

 エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘の靭帯を損傷し今季は登板しないことが決まった。今後は2度目のトミー・ジョン手術を決断するかに注目が集まるが、昨季途中までエンゼルスの監督を務めたジョー・マドン氏は「(リハビリとなっても)復帰するためにどれだけ負荷がかかろうとも彼はやる」と、大谷を見てきた経験から、手術したとしてもリハビリは順調に進むだろうと予想した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジェイソン・スターク記者のポットキャスト番組「Starkville」に出演したマドン氏は、肘の負傷と手術が必要かも知れないという報道を受け、自身の見解を述べた。

 マドン氏は、大谷が1度目の手術から復活した2020年からエンゼルスの指揮を取った。リハビリに取り組む様子を間近で見てきたマドン氏は、「私が言えることは、当然のことだが、彼が他の人とは違うということだ。復帰するためにどれだけ負荷がかかろうとも彼はやる。彼はリハビリする際に、お手本のようにリハビリに取り組む人間となる」と語った。

 2022年途中で解任となるまで、大谷のそばで人間性や、性格にも触れてきた。「やらなければならないことや、やれと言われたことをきっちりやる。それで満足しなければ、彼は自分で足りないと思う点について調べるだろう。復帰してこれまでしていたことができるように、彼はリハビリについて誰よりも熱心に学ぶ学生のようになる」と語った。メジャーでの大谷の成功を支えた指揮官は、仮に手術することになったとしても、二刀流が帰ってくる事を確信しているようだ。

(Full-Count編集部)

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