大谷翔平、今季MLB最速の“191キロ二塁打” 一瞬でフェンス到達…肘負傷中と思えぬ一打
9回に放った二塁打は約191キロ
■フィリーズ 12ー7 エンゼルス(日本時間30日・フィラデルフィア)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・フィリーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5打数3安打2打点だった。9回の第5打席では右中間へ痛烈な適時二塁打を放ったが、打球速度は118.6マイル(約190.9キロ)を記録。これは今季メジャー最速、自身歴代3位の打球速度だった。
6点ビハインドの9回、2死二塁からベラッティの3球目を捉えると、打球は右中間をあっという間に抜けていった。ワンバウンドでフェンスに到達した打球は、ブレーブスのマット・オルソン内野手、ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手と並び、今季メジャー最速タイの速度を計測した。
ア・リーグトップとなる44本塁打を放ち、平均飛距離では422フィート(約128.6メートル)でメジャートップタイと、球界でもトップクラスのパワーを誇る大谷。右肘の怪我が心配されているが、ファンの度肝を抜く打球速度で“問題なし”を見せつけた。