ジャッジ、大谷翔平を上回る驚異の「59」 満身創痍も…維持していた“歴史的ペース”

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

162試合に換算した本塁打ペースは、大谷の「54本」を上回る「59本」

 ア・リーグの本塁打王争いは、エンゼルスの大谷翔平投手が44本塁打を放ち、2位のルイス・ロバートJr.外野手(ホワイトソックス)に9本差をつけ、トップを独走している。一方で、昨季62本塁打を放ち、ア・リーグの歴史を塗り替えたアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)は、29本にとどまっている。

 ジャッジは昨季から一転、苦しいシーズンとなった。4月26日(日本時間27日)に三塁にヘッドスライディングして右股関節を痛め、10日間の負傷者リスト(IL)入り。すぐに復帰して一時は本塁打王を独走したが、6月3日(同4日)にはフェンスに激突した。今度は靭帯断裂で7月28日(同29日)まで離脱となった。

 今季ここまで79試合で、打率.263、29本塁打、56打点。インパクトある数字を残せていない一方、OPS1.007と高い水準を維持していることもわかる。さらに、162試合に換算した本塁打ペースは、大谷の「54本」を上回る「59本」。昨季の歴史的なペースとほぼ変わらない。来季はこの2人のデッドヒートが見られるのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY