大谷翔平のHR王も危うかった? ジャッジだけ独り舞台…異次元すぎる「9.4」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「AB/HR」(1本塁打にかかる打数)は「9.4」、大谷の「11.2」を圧倒する

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、昨季と変わらず異次元だった。1日(日本時間2日)に敵地で行われたアストロズ戦で30号ソロを放ち、史上最速での通算250号に到達。今季は故障の影響で目立っていないが、本塁打率を見ると、エンゼルスの大谷翔平投手を上回るメジャー最高の数字を示している。

 昨季は62本塁打を放ち、ア・リーグの歴史を塗り替えたが、今季は苦しんだ。4月26日(日本時間27日)に右股関節を痛め、10日間の負傷者リスト(IL)入り。すぐに復帰して一時は本塁打王レースを独走したが、6月3日(同4日)にはフェンスに激突した。今度は靭帯断裂で7月28日(同29日)まで離脱となった。

 米データサイト「ベースボール・リファレンス」によると、「AB/HR」(1本塁打にかかる打数)は、規定打席には到達していないものの「9.4」。規定に到達している選手で1位は大谷で「11.2」、2位はマット・オルソン内野手(ブレーブス)の「11.8」と続いている。1桁台のジャッジの異常さがわかる。

(Full-Count編集部)

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