大谷翔平側の“画像診断”辞退を代理人否定せず 球団との関係は「全く問題がない」
オリオールズ戦で右脇腹の張りで急遽スタメンを外れた
■エンゼルス ー オリオールズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルス・大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏が4日(日本時間5日)、本拠地で行われるオリオールズ戦前に会見を行った。8月上旬に画像診断を本人と代理人が辞退したことについて問われたが否定せず。「彼ら(エンゼルス)は素晴らしい。全く問題がない」と良好な関係性を強調した。
大谷は8月23日(同24日)に右肘の靱帯損傷が発覚。その後、ペリー・ミナシアンGMが「8月初めに検査を受けるよう提案したが、彼と代理人が辞退した。理由は理解できる。指のけいれんだったので、(腕の検査が必要だと)信じなかったからだ」と明かしていた。
バレロ氏は記者から画像診断拒否について、チームとの関係性に問題が生じたかと聞かれると「ノー」と一蹴。「疲労だとか、(パフォーマンスが)落ちているとか言われて、エンゼルスはかなり叩かれていた」とチームへの配慮を見せた。
この日、大谷は「2番・指名打者」で先発出場予定だった。会見でバレロ氏は「ショウヘイ(の今後)は大丈夫」と話していたが、屋外フリー打撃を行った際に、顔をしかめてベンチ裏に。その後、右脇腹の張りで急遽スタメンを外れた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)