打率1割台なのに…40HRでキング視野「意味分からん成績」 初の珍記録に迫る“一発屋”

フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

「打率1割&40HR」フィニッシュなら史上初…打ち続ければ2割に乗る可能性も

■フィリーズ 9ー7 パドレス(日本時間5日・サンディエゴ)

 フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が4日(日本時間5日)、敵地で行われたパドレス戦で、40号ソロを放つなど3打数2安打3四球1打点だった。打率は.193と低いものの、1番打者を務めている。このままシーズンをフィニッシュすれば、史上初の「打率1割台&40HR」の打者となる。

 これまでシーズン40本塁打以上を放ち、打率1割台でシーズンを終えた選手はいない。40本塁打以上で最低の打率だったのが、2012年のアダム・ダン(.204、41HR)だった。シュワーバーは三振数は175で両リーグワースト2位タイだが、四球数は109で同2位。出塁率は.342、OPSは.813と高数値を記録している。本塁打数はリーグ3位で、1位のオルソンに4本差。2年連続のキング戴冠も視野に入っている。

 史上初の“珍記録”を目前としている一方で、9月は4試合で打率.385と好調。ネット上のファンは、このまま打率2割台に乗ってしまわないかと、もどかしさを感じているようだ。「このまま意味分からん成績でフィニッシュしてほしい」「アダムダン超え見えてきた」「本当にロマンある」「史上初の打率1割ホームラン40本きた」「今シーズンはとことん狂った成績を突き詰めてほしい」「打率2割切ってて40HRてどういうこっちゃ」などと声が上がっていた。

(Full-Count編集部)

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