ドラ1蛭間が均衡破る決勝打、渡部が5号2ラン　西武が難敵オリックスに勝利

先発・松本が6回無失点

■西武 3ー0 オリックス（5日・ほっと神戸）

　西武は5日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス戦に3-0で勝利。試合前時点で5勝15敗と苦手にしていたオリックスからの白星は、8月4日以来となった。

　先発・松本航投手は、初回に1死一、二塁のピンチをしのぐと、その後も走者を出しながらも粘りの投球で6回まで無失点に抑える。7回は田村伊知郎投手が2死一、三塁のピンチを招いたものの、池田陵真外野手を三ゴロに仕留めて無失点でしのいだ。

　打線は、3回以外は走者を出しながらも7回まで無得点。8回に源田壮亮内野手が相手の失策で出塁すると、2死から蛭間拓哉外野手が三塁線への適時二塁打を放ち、ついに先制。続く渡部健人内野手も貴重な5号2ランを放ち、リードを3点に広げた。

　8回裏は平井克典投手が2死1塁から頓宮裕真捕手を見逃し三振に抑え、9回はブルックス・クリスキー投手が3人で抑えた。

　一方のオリックスは、先発のドラフト1位ルーキー・曽谷龍平投手が5回67球を投げて1安打1四球5奪三振の好投も、打線が援護できず。計3失策と守備も乱れ、連勝が止まった。

（「パ・リーグインサイト」波多野瞭平）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）