エ軍、グリチックを再びウェーバーへ 前回は獲得球団なし、ぜいたく税回避が狙いか…米報道
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8月末のウェーバーは獲得球団がなく残留していた
エンゼルスは6日(日本時間7日)、ランダル・グリチック外野手をウェーバーにかけたと米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が伝えた。グリチックは8月29日(同30日)にウェーバーにかけられたが、獲得球団が現れず、残留していた。
32歳のグリチックは7月にロッキーズからトレードで加入したが、移籍後は33試合で打率.180、5本塁打9打点と苦しんだ。8月29日(同30日)にチームは6選手をウェーバーにかけ、事実上の“チーム解体”。グリチックのみ獲得球団がなかった。
移籍選手がプレーオフに出場するためには、8月31日(同9月1日)までに移籍先でのロースター登録が必要となる。グリチックが移籍した場合、プレーオフへは出場できない。チーム総年俸を削減してぜいたく税の課税ラインを回避するのが狙いと見られる。ナイチンゲール記者は「他球団が考えを変え、獲得したい場合に備えてグリチックをウェーバーにかけた」と報じた。
(Full-Count編集部)
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