大谷翔平、急転スタメン外&8戦連続欠場 代打もなし…指揮官が説明「今日ではないと」

マリナーズ戦前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
マリナーズ戦前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

ネビン監督は8戦連続欠場を明言「全力で振ると少し痛みがある」

■マリナーズ ー エンゼルス(日本時間12日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地で行われるマリナーズ戦で急遽、先発メンバーから外れた。「2番・指名打者」で8試合ぶりにオーダーに名を連ねたが、右脇腹の張りが回復せず。フィル・ネビン監督は「私のところに来て、今日ではないと伝えてきた」と話した。

 大谷は4日(同5日)の本拠地・オリオールズ戦前の打撃練習中に右脇腹を痛め、7試合連続で欠場していた。この日のスタメンが発表された際には先発メンバーに名を連ねていたが、全体練習前に行った室内での打撃練習で思った通りに回復していなかったようだ。

 ネビン監督は「昨日話した後に『今日なら大丈夫』と自信を持っていたが、今日、治療を受けてケージで何度かスイングしたら100%ではないと感じた」と話した。代打での出場についても「全力で振ると部位にまだ少し痛みがある。フルスイングできないなら、それは(欠場は)明らかだ」と否定した。

 8試合連続欠場は、左膝の手術を受けた2019年9月以来4年ぶりとなる。「必ずしも一歩後退とは思っていない。明日については分からない。明日また試してみる。分からない。彼と私はそういう会話を持つことになる。昨日彼は、今日はプレーできる状態になると自信を持っていた。ただ、そうはならなかっただけ」とネビン監督。慎重に探っていくことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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