大谷翔平の“価値”=「2冠王+千賀滉大」 メジャー唯一の異次元数値「10.0」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「WAR」を用いると大谷は「10.0」、オルソンと千賀を足した数値と同じ

 エンゼルスの大谷翔平投手は、二刀流の活躍でスター選手2人分の価値を稼いでいる。打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価できる「WAR」を用いると、千賀滉大投手(メッツ)とメジャー2冠のマット・オルソン内野手(ブレーブス)を足したのと同じ数値を叩き出している(成績は日本時間12日時点)。

 米データサイト「ベースボール・リファレンス」の「WAR」を見ると、大谷はメジャートップで唯一の2桁となる「10.0」。史上初となる30本塁打&60盗塁の快挙を成し遂げたロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)でも「7.3」と、追いつけないほどの大差をつけている。

 さらに見ていくと、本塁打と打点でメジャー2冠を独走するオルソンでも「6.2」にとどまっている。また、ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補として名前も挙がっている千賀でも「3.8」だ。つまりこの2人の「6.2」と「3.8」を足すと「10.0」。大谷が一人で稼ぎだしている数字とちょうど同じになるのだ。

(Full-Count編集部)

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