試合前に伝えた「おめでとうございます」 侍女子代表も続くか…“アレ”へ32連勝中

侍ジャパン女子代表・木戸克彦ヘッドコーチ【写真:喜岡桜】
侍ジャパン女子代表・木戸克彦ヘッドコーチ【写真:喜岡桜】

侍ジャパン女子代表はW杯32連勝…7連覇に向けて好発進

「侍ジャパン」女子代表は14日、広島・三次きんさいスタジアムで行われているカーネクストpresents「第9回WBSC女子野球ワールドカップ・グループB」でフランスとの2戦目に挑み、20-1の5回コールドで快勝した。午後8時30分前に試合が終了すると、ヘッドコーチを務める木戸克彦氏は、本職である阪神の球団本部部長へ一変。「これから9回なんです。優勝が決まりますんで」と興奮しながら18年ぶり6度目のセ・リーグ制覇を見守った。

 阪神へドラ1入団した3年後の1985年に、強打の捕手として球団史上初の日本シリーズ初優勝へ貢献した木戸氏は現在、女子野球の振興に力を注いでいる。2017年に日本代表のヘッドコーチに就任し、13日に開幕したワールドカップでは、この日行われたフランス戦を含む2戦2勝中。世界7連覇を懸けた戦いの真っただ中なのだ。

 しかし、前日に優勝マジックを「1」にした阪神のことも、当然気になるようだ。岡田彰布監督と平田勝男ヘッドコーチへ午前中のうちに連絡し、期待を込めて「優勝おめでとうございます」と伝えておいたという。巨人戦は午後6時に始まり、フランス戦は午後6時30分開始。ほぼ同時刻に試合が行われたため、甲子園の試合は最終回しか見ることができなかったが、日本代表ユニホームをまとう木戸氏の左腕には、阪神の球団ロゴが刺繍された黄色いリストバンドが装着されていた。

「岡田監督が戻って来てね、僕も見習うような素晴らしい、ブレない野球をしていましたんで。まだクライマックスシリーズもあるし日本シリーズもあるから、今の勢いで日本一を獲ってほしいですね」と、感慨深げに38年ぶり2度目の日本シリーズ制覇に向けてエールを送った。

阪神タイガースWomen3選手もフランス戦快勝劇に貢献

 さらに、歓喜に沸く阪神ファンへ、「侍ジャパンにも目を向けて欲しいです」と呼びかける。阪神タイガースWomenからは3選手が代表入りしている。この日は、坂東瑞紀投手が先発マウンドに立ち、3イニングを投げて最少失点に抑える好投。さらに主将の三浦伊織外野手が1安打2四球、途中出場の中江映利加外野手が1安打3四球でチャンスメークし、チーム合計15安打20得点の大勝へ貢献した。

 W杯32連勝で、こちらも“アレ”へと前進している侍ジャパン女子代表。次戦は15日、午後6時30分からベネズエラと対戦する。「ぜひ応援してもらいたいです」(三浦)と、世界一熱狂的な阪神ファンの応援を、虎の女子選手たちも心待ちにしている。

(喜岡桜 / Sakura Kioka)

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