大谷翔平、突然のロッカー整理にエ軍番記者も困惑 静かな“別れ”に「原因わからない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルス番サム・ブラム記者、大谷は負傷後も「打者としては出場を続けた」

■タイガース 11ー2 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたタイガース戦を欠場した。試合後のロッカーはバット、スパイクなど野球道具が撤去された状態で、今季終了となる可能性が出てきた。今後について、球団は16日(同17日)に発表する予定だが、米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「エンゼルスでの最後戦を終えたのか?」と嘆いている。

 突然の“荷物整理”だった。16日の試合に2-11で大敗し、地区優勝の可能性が完全に消滅した後、大谷のロッカーにはグラブやバット、スパイクが置かれていなかった。大谷は4日(同5日)の本拠地・オリオールズ戦前の打撃練習で右脇腹を痛めた影響で、11試合連続で欠場中。翌日も同球場で試合が予定されているが、荷物をまとめたのだった。

 ブラム記者は大谷について「利き腕(右腕)の靭帯を損傷していることが先月、明らかになった。(その後は)投手としては出場できなかったが、打者としては出場を続けた。大谷がチームから離脱したことは、怪我が原因かわからない」と突然の片付けに困惑した。

 さらに同記者は「大谷は歴代でも最高のシーズンと言っていいほどの成績を残した。打者としてOPS1.066、投手としても防御率3.14をマークした」と言及。大谷は今季終了後にFAとなるため「もし今シーズン彼が復帰しなければ、大谷がエンゼルスのユニホームを着て、最後の試合を既に終えた可能性はある」と嘆くしかなかった。

(Full-Count編集部)

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