大谷翔平は「生きる教材」 仲良し同僚が語る素顔、新人との交流も「10年目と同じ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

左腕サンドバルは大谷の残留交渉を終了?「彼の判断に任せるよ」

 エンゼルス・大谷翔平投手の今季終了のニュースにチームメートも衝撃を受けている。球団が右脇腹痛のため15日間の負傷者リスト(IL)入りと今季の残り試合を出場しないと発表されたことを受け、パトリック・サンドバル投手とローガン・オハッピー捕手が取材に応じた。

 仲の良い左腕サンドバルは、昨オフにシアトルの施設「ドライブライン」に通うなど切磋琢磨してきた。「いろいろなことを学んだ。試合への準備だったり、毎日の体調管理、そしてトレーニング。プロフェッショナルで尊敬している」と語る。本拠地クラブハウス内のロッカーは隣同士。グラウンド外でも食事に行く仲だった。「とてもフレンドリーで、よく野球の話をした。生きる教材で良き友人だ」と語った。

 今オフにFAとなり、エンゼルスを退団する可能性がある。「彼の名前がスタメンにあることは、チームにとって大きな力になる」と力説。残留を説得しているかと問われ、「もうシーズン中に十分やったと思う。だから、彼に判断を任せるよ」と話し、報道陣の笑いを誘った。

 オハッピーは今季からバッテリーを組んだ。今季10勝を挙げた投球について、「特等席で彼の投球を見れたことは幸運なことだ。最高の投球を見られたことも、感謝しなければいけない。勝つことはできなかったけど、開幕戦は信じられない投球だった。素晴らしい球を投げていた。雨の中投げたボストンでの試合も素晴らしかった」と称えた。

 2000年生まれの23歳で大谷より6歳年下だ。「全員と同じように接し、私を10年目の選手のように扱ってくれる。そんなことしなくてもいいのに、そうしてくれるから感謝している。一緒にいたいと思う男だし、楽しかった」と語った。11試合連続で欠場したことについては「誰だって違和感を覚える。慣れないことだし、慣れたくないことだ」と存在感の大きさを吐露。大谷から学んだことについては「プロフェッショナルでいることだ」と言い切った。

(Full-Count編集部)

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