侍J女子が“有終”のコールド勝ち 5戦全勝で地元開催のグループB突破…川端が4打点
川端は先制の適時内野安打、走者一掃の三塁打と躍動した
「侍ジャパン」女子代表は17日、カーネクストpresents「第9回WBSC女子野球ワールドカップ・グループB」(広島・三次きんさいスタジアム)の最終戦に臨み、キューバ代表に6回コールドの10-0で勝利。5戦全勝で全日程を終えた。グループBを1位通過した侍女子は、来年カナダ・サンダーベイで開催されるファイナルステージに出場する。
日本が地元開催の最終戦を圧勝で飾った。初回にヤクルト・川端慎吾内野手の妹、川端友紀内野手(九州ハニーズ)の適時内野安打や相手の失策などで3点を先制。2回には小島也弥外野手(九州ハニーズ)の適時打で1点を追加した。
さらに3回には小島が左犠飛、2死満塁から川端が右中間へ走者一掃の三塁打を放ち一挙4得点。4回には岩見香枝内野手(西武レディース)の適時三塁打で1点を加えた。そして6回には星川あかり(淡路BRAVEOCEANS)の適時打で、この試合10点目を挙げた
投げては先発の田中露朝投手(ZENKO BEAMS)が3回を1安打無失点。4回からは3投手の継投でキューバ打線を無安打に封じた。地元開催の大会は逆転あり、サヨナラあり、圧勝ありで5連勝。来年開催のファイナルステージ制覇へ、弾みをつけた。