藤浪晋太郎、2点リード守れずベンチで呆然 頭部付近に打者転倒…暴投連発、9月初失点

オリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
オリオールズ・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

8試合ぶり失点でホールド失敗、1/3イニングで21球を投げて3安打3失点

■アストロズ ー オリオールズ(日本時間19日・ヒューストン)

 オリオールズの藤浪晋太郎投手が18日(日本時間19日)、敵地で行われたアストロズ戦の6回、2番手として登板した。2点リードのマウンドだったが、1死しか取れずに2点を奪われて救援失敗。イニング途中で降板となり、3番手のウェブが逆転を許して3失点となった。

 先頭を左飛に打ち取ったが、1死からタッカーに三塁打を許すと、続くマコーミックに適時中前打を浴びた。すると制球を乱して暴投を連発。スライダ―を引っかけて捕手が取れず走者は二塁へ、今度は頭部付近への直球に打者は尻もちをつき、三塁へ進塁を許した。その後、ペーニャに左前適時打を浴びた。

 ここでマウンドを降りたが、代わったウェブが逆転を許し、1/3イニングで21球を投げ、3安打3失点でホールド失敗となった。最速100.9マイル(約162.4キロ)をマークしたが、8試合ぶりの9月初失点にベンチで呆然。プレーオフ進出でシャンパンファイトから一夜、防御率は7.22に悪化した。

【実際の投球コース】乱れた156キロ剛球が打者の頭部付近へ…球場も騒然した藤浪の一投

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