大谷翔平、右肘の手術成功を発表「早くグラウンドに」 来季は打者、二刀流は2025年

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷はインスタグラムにコメント「早朝に手術を受け無事成功しました」

 エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、ロサンゼルス市内のカーラン・ジョーブ整形外科クリニックで右肘の手術を受けた。大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏が球団を通じて発表した。来季開幕には打者として間に合う見込みで、2025年に二刀流復帰を目指す。大谷も自身のインスタグラムを更新し、手術の成功を報告。「一日でも早くグラウンドに戻れるようにがんばります」とコメントした。

 大谷が右肘にメスを入れるのは、2018年10月のトミー・ジョン手術を受けて以来。2019年5月に打者として復帰し、投手復帰は2020年だった。この日、具体的な術式については明らかにされなかったが、バレロ代理人は「最終判断と術式は全体像に重点を置いた。つまりショウヘイが今後も長きに渡って二刀流を続けることを希望した」と、大谷の二刀流への熱い思いを代弁した。

 大谷は8月23日(同24日)に右肘の内側側副靱帯を損傷していることが発覚。その後も打者出場を続けたが、4日(同5日)の打撃練習中に痛めた右脇腹が完治しなかった。16日(同17日)に15日間の負傷者リストに入り、今季の残り試合を欠場すると発表。ミナシアンGMは会見を開き、近日中に右肘の手術を受けることを明らかにしていた。

 大谷は自身のインスタグラムに英語、日本語でコメントを発表。「早朝に手術を受け無事成功しました 不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるようにがんばります」とコメントした。

 ニール・エラトロッシュ医師「ショウヘイと慎重に検討を重ねた結果、最終的に決めたのは、肘の寿命を伸ばすために生体組織を移植しながら、目下の負傷を治療し、健康な靱帯として強化することだった。元通りに回復し、2024年の開幕には打者として一切の制限なしに、2025年には二刀流として準備が整うことを期待している」

【実際の写真】大谷翔平が右肘に2度目のメスを入れたカーラン・ジョーブ整形外科クリニック

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