大谷翔平のMVPに“猛反対” 米識者のゴリ押しにファン唖然「笑ってしまうよ」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

地元メディアの元司会者がMVPは「コーリー・シーガー一択だ」

 右肘の手術により“今季終了”となったエンゼルス・大谷翔平投手だが、投げては2桁10勝、打っては44発という二刀流での歴史的活躍で、2年ぶりのア・リーグMVPは確実という声が優勢だ。とはいえ、「猛反対」を唱える米識者もいる。リーグ首位を走るアベレージヒッターがお気に入りのようだ。

 反対論を唱えるのは、ロサンゼルス地元メディア「The Beast 980」で司会を務めていたウェス・クレメンツ氏。18日(日本時間19日)にX(旧ツイッター)上で「オオタニが今年のMVPだと到底思えない。レンジャーズのコーリー・シーガー一択だ」と、ア・リーグ首位打者を走る29歳遊撃手がふさわしいと持論を展開した。

 これに、エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況を務めるパトリック・オニール氏が、「ウェス、その投稿を早く消してくれ!」「オオタニはシーガーと比べて打席数、本塁打、出塁率とOPSで上回っている」と返信して反論したが、クレメンツ氏はお構いなし。「シーガーが打率を2分以上引き離し、ア・リーグ最多の長打数、100打点以上をマークしている」「おそらく遊撃手としてゴールデン・グラブ賞を受賞する。走者がいるときは打率.367、得点圏打率は.389だ。信じられない」などと連投。「ア・リーグMVP票を持つ投票者は正しい判断を下すだろう」と追い討ちをかけた。

 これにはオニール氏だけでなく、「いや、とっくの昔にショーがMVPを確定させている」「笑ってしまうよ。ばかばかしい」「魔法のようなオオタニのシーズンを忘れてしまったことは残念だ」などとファンの多くも反論していたが、クレメンツ氏の“ゴリ押し”は実現するのだろうか。

(Full-Count編集部)

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