エ軍、IL入り年俸総額は208億円以上 レンドン43試合…上位10人フル稼働ゼロの惨事

エンゼルスのアンソニー・レンドン、大谷翔平、マイク・トラウト(左から)【写真:ロイター】
エンゼルスのアンソニー・レンドン、大谷翔平、マイク・トラウト(左から)【写真:ロイター】

レンドン、トラウト、大谷に次ぎ今季年俸約19億円のアンダーソンもIL入り

 エンゼルスのタイラー・アンダーソン投手は23日(日本時間24日)、左膝痛で負傷者リスト(IL)に入った。今季年俸はチーム4位の1300万ドル(約19億円)。これで年俸上位4人を含む16人が現時点でIL入りする事態に。離脱した選手の総年俸は1億4100万ドル(約208億円)以上となり、散々たる状況が浮き彫りとなった。

 今季、序盤は地区2位につけるなど、9年ぶりのプレーオフへ良いスタートを切っていたが、トレード期限終了後の8月には7連敗を喫し大失速。8月末にマット・ムーア投手ら主力をウェーバーで大量放出し、事実上の“解体”となった。その象徴ともいえるのが、けが人の多さだった。

 今季の年俸上位10人を見ると、1位のアンソニー・レンドン内野手は約3857ドル(約57億円)をもらいながらも自己最少の43試合出場にとどまり、今季中の復帰を断念した。2位のマイク・トラウト外野手も7月に左手有鈎骨を骨折して、1度復帰したが再びILに戻った。10勝、44本塁打と歴史的シーズンを送っていた大谷翔平投手も右肘の手術で一足先にシーズンを終えた。

 1190万ドル(約17億6000万円)で5位のハンター・レンフロー外野手と、755万ドル(約11億1700万円)で7位のマット・ムーア投手は、それぞれ8月末にウェーバーで放出された。10位につけていたマックス・スタッシー捕手は3月末に負傷者リスト入り、その後「家族の深刻な健康上の問題」で制限リストに入り、今季はプレーすることはなかった。

 プレーオフを目指しシーズン前に補強したジオ・ウルシェラ内野手は左腰骨盤骨折で6月に今季絶望。ブランドン・ドルーリー内野手は大谷に次ぐチーム2位の23本塁打を放っているが、7月の1か月を左肩痛で離脱していた。

 アンダーソンのIL入りにより、年俸上位10人でシーズン通してフル稼働した選手はゼロになった。チームは主力を大量放出し、トラウトが退団を希望したらトレードも容認するという米報道もあった。負傷者の連鎖を食い止めなければ、来季以降もチーム再建は厳しくなってくる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY