大谷翔平のMVPに“待った” WBC米国監督が反論…「チームは低迷している」

デローサ氏「彼のせいではないと言うかもしれないが、チームは低迷している」
エンゼルスの大谷翔平投手は右肘の手術のため今季終了となったが、MVP争いでは、まだシーズン途中ながら受賞確実という風潮も出てきている。そんな中、3月に行われたWBCで米国代表を率いたマーク・デローサ氏が、「ショウヘイ・オオタニは寝そべってMVPを獲得すべきじゃない」と異議を唱えている。
デローサ氏は、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBセントラル」に出演。「MVPの議論を再考しなければいけないと思う。最高の成績=MVPという考え方は違うと思う。皆さんは『エンゼルスでプレーしているから、彼のせいではない』と言うかもしれないが、チームは低迷している」と持論を展開している。
さらには「ショウヘイ・オオタニは寝そべってMVPを獲得すべきじゃない。もちろん、怪我は過失で起きてしまったことではない」と、右肘の故障で今季終了となったことにも言及。「純粋な成績を評価するために、ハンク・アーロン賞やサイ・ヤング賞やその他の賞があるんだ」と、“MVP確定”という風潮に異議を唱えている。
(Full-Count編集部)
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