日本ハム、新庄剛志監督の続投を発表 勝負の1年契約で不退転の決意「死ぬ気で戦う」

会見に臨んだ日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】
会見に臨んだ日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】

3年目に意欲「辞めるつもりはなかったので。勝負ですね」

 日本ハムは27日、新庄剛志監督の来季続投を発表した。井川伸久取締役オーナー、小村勝代表取締役社長兼オーナー代行とともに会見に臨んだ新庄監督は「今年のような成績であればユニホームを脱ぐ覚悟で死ぬ気で戦っていく」と述べた。

 井川オーナーによると、この日、新庄監督に契約延長を要請。受諾した。契約期間は2024年シーズン終了までの1年間になる。

 新庄監督は「辞めるつもりはなかったので。勝負ですね。この世界は結果が全て。来年で3年目。今年のような成績であればユニホームを脱ぐ覚悟で、死ぬ気で選手を成長させながら戦っていきたい。選手たちが自信をつけてくれれば必ず爆発する」と決意を表した。

 さらに「優勝はもちろん、今後勝ち続ける土台をつくることも僕の仕事」とも。「ファンの皆さんに野球の楽しさを伝えることが使命。これからも自分を出しながら、新庄剛志はこのままじゃ終わらない、奇跡を起こす人間だということを見せつけたい」と力を込めた。

 就任1年目の2022年は「トライアウト」と位置づけ、最下位に終わったものの故障者を除く全支配下選手を1軍で起用し戦力を見極めた。新球場元年となった2年目の今季は「優勝しか目指さない」と宣言したものの、ここまで58勝78敗1分けの最下位に沈んでいる。既にBクラスが確定しているが、万波中正外野手がリーグトップに並ぶ25本塁打を放つなど、若手の成長も見られる。

(Full-Count編集部)

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