鉄壁二遊間が見せた“たまらん連係”、万波の衝撃レーザー 2023年を彩った超絶美技

西武・源田壮亮(左)と日本ハム・万波中正【写真:小林靖】
西武・源田壮亮(左)と日本ハム・万波中正【写真:小林靖】

ハム万波は本塁へ爆肩発動…ノーバウンド送球でアウトにした

 レーザービーム、ダイビングキャッチ、華麗な連係。選手たちが好守を見せると、球場は拍手に包まれる。今回は、動画「守備でチームを支える超好守まとめ Supported by 三和シヤッター」から、印象的なシーンをピックアップして紹介する。

 日本ハムの万波中正外野手が7月13日の楽天戦で衝撃のレーザービームを披露した。2死二塁で小深田が放ったヒットを前進しながら捕球すると、すかさずバックホーム。強肩から放たれた送球は、ノーバウンドで郡司裕也捕手のミットに収まり、タッチアウトにした

 7月11日の同カードでは楽天・辰己涼介外野手が魅せた。内外野の間に落ちそうな清宮の飛球を、スライディングキャッチ。圧倒的な守備範囲で得点を阻止した。

 西武の鉄壁二遊間も華麗なプレーを見せた。8月1日のソフトバンク戦、無死一塁で中村晃が放ったセンター前へ抜けそうな打球を、二塁・外崎修汰内野手がスライディングキャッチ。グラブトスすると、遊撃・源田壮亮内野手も素早く反応し、二塁封殺した。6月25日の楽天戦では1死一塁で小郷がボテボテのショートゴロ。二塁封殺は難しいかと思われたが、源田が前進して流れるようなグラブトスを披露した。

 ロッテ・中村奨吾内野手は4月5日の日本ハム戦で五十幡の一、二塁間を抜けそうな強い打球をダイビングキャッチ。6月1日の巨人戦では門脇の打球をダイビングキャッチ。いずれもすばやく立ち上がり、一塁でアウトにした。

 2年連続で三塁手のゴールデングラブ賞に輝いているオリックス宗佑磨内野手は今季も存在感を示している。5月2日のソフトバンク戦では三塁線の打球にダイビングキャッチ。すぐさま送球してアウトにした。8月19日の日本ハム戦では頭上を越えそうな打球をジャンピングキャッチ。高い身体能力を生かしたプレーで観客を魅了している。

 ソフトバンク柳田悠岐外野手のプレーも見逃せない。8月4日の日本ハム戦で清宮のライト前に落ちそうな打球を追い付いて捕球。一塁走者が飛び出しており、併殺で切り抜けた。8月12日の同カードでは1死一、三塁でふらふらと上がった打球をショートバウンドで処理し、二塁へ送球。間一髪で一塁走者をアウトにし、ライトゴロが記録された。

【実際の映像】万波の衝撃バズーカ、源田のたまらんグラブさばき… ファンを驚かせた今季の超好守

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