元中日助っ人の散々な1年 3度の怪我に球速低下…厳しいオフが待つ“絶望シーズン”

レッドソックスのジョエリー・ロドリゲス(メッツ時代)【写真:ロイター】
レッドソックスのジョエリー・ロドリゲス(メッツ時代)【写真:ロイター】

元中日のジョエリー・ロドリゲスは今季Rソックスで3度IL入り、防御率6.55

 2018年から2年間中日でプレーし、2019年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得した左腕ジョエリー・ロドリゲス投手は今季レッドソックスで散々なシーズンを過ごした。11登板で防御率6.55。負傷者リスト(IL)に3度入り、武器の高速シンカーも威力を欠いた。

 現在31歳の左腕は中日を自由契約になった後、レンジャーズへ。短縮シーズンの2020年は12試合、シーズン途中でヤンキースに移籍した2021年は2球団で計52試合、昨年はメッツで55試合に登板した。

 しかし、レッドソックスに移籍した今季は散々。右脇腹痛、6月にも左肩の炎症、8月には臀部の怪我で計3度IL入りし、今季最後の登板は7月25日だった。投球の大半を占める高速シンカーの球速は2020年に94.9マイル(約152.7キロ)をマークも年々下降。今季は91.2マイル(約146.7キロ)だった。

 来季契約は425万ドル(約6億3500万円)で球団がオプション権を行使できる。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「球団は行使しないだろう。ロドリゲスはマイナー契約を結ぶか、保証の低いメジャー契約をまた結ばないといけないかもしれない」と予測している。

(Full-Count編集部)

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