大谷翔平のHR王は「必ず取ると思っていた」 雄星が祝福「日本人としてもうれしい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

44本塁打で日本選手初のHR王…「彼ほど飛ばす選手を見たことがない」

 ア・リーグの全日程が1日(日本時間2日)に終了し、エンゼルスの大谷翔平投手が44本塁打で日本人初となる本塁打王のタイトルを獲得した。岩手・花巻東高の先輩でもあるブルージェイズ・菊池雄星投手は“後輩”の偉業を祝福。「いつか必ず取ると思っていましたから。パワーでも日本人がトップになれることを証明してくれたのは、日本人としてもうれしい」とコメントした。

 大谷は今季、右脇腹の故障と右肘手術の影響もあり、135試合の出場にとどまったが、2位のアドリス・ガルシア外野手(レンジャーズ)に5本差をつけてタイトルを獲得した。菊池は「(大谷を見て)一番ショックだったのは身体のデカさ。僕も自信がありましたけど、全然。努力ではなかなか埋まらないフィジカルの差っていうのをすごく感じていた」と渡米した当時を回顧。より一層本塁打王の凄さを感じていた。

「体が大きい選手の中で、ホームラン王を取るのは凄いことだし、いろんなチームのBP(打撃練習)とか見ても、彼ほど飛ばす選手はみたことないので、いつか必ず取ると思っていましたから。パワーでも日本人がトップになれることを証明してくれたのは日本人としてもうれしいし、これからメジャーを目指す選手にとっても本当に励みになるんじゃないかなと、そう思いますね」

 また、菊池自身も今季はメジャーで初の2桁となる11勝を挙げるなど、チームのプレーオフ進出に貢献。「充実感が全然違う。胸張ってポストシーズンを戦えると思います」と意気込みを語った。

(Full-Count編集部)

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