鷹がCS進出王手 2位に前進…42歳和田が6回途中無失点で8勝目、打線は10安打で7得点

ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・和田毅【写真:荒川祐史】

初回に柳田、柳町の適時打で3点を先行すると、投手陣もリードを守る

■ソフトバンク 7ー3 楽天(3日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは3日、本拠地PayPayドームでの楽天戦に7-3で勝ち、2位を死守した。初回に柳田悠岐外野手の先制適時打などで3点を先行すると、先発の和田毅投手が6回途中無失点と力投した。クライマックスシリーズ(CS)進出を争う楽天との直接対決に連勝し、進出に王手をかけた。3位のロッテも敗れたため、2位でのCS進出に大きく前進した。

 初回先頭の周東佑京内野手が二塁への内野安打で出塁。川瀬晃内野手の犠打で得点圏に進めると、柳田が右前へ適時打を放って幸先良く先制した。さらに柳町達外野手も左翼頭上を越える適時二塁打を放って、いきなり3点を先行した。

 42歳のベテランは初回を3者凡退に封じると、楽天打線をきっちりと封じ込めた。4回途中まで2つの四球を与えながらもノーヒット。5回には3者連続で空振り三振を奪って勝利投手の権利を手にした。6回1死から連打を浴びて降板となったが、あとを受けた又吉克樹投手、嘉弥真新也投手がピンチを凌いだ。

 7回の藤井皓哉投手も無失点、8回の松本裕樹投手はソロを浴びたものの、リードを守ると、その裏に大量4得点。9回は甲斐野央投手がピンチを背負ったが、守護神のロベルト・オスナ投手が締めくくり、逃げ切った。ソフトバンクはレギュラーシーズンの本拠地最終戦を見事に白星で飾った。

(Full-Count編集部)

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